こんにちは。JR南福岡駅、西鉄雑餉隈駅周辺、一般歯科、小児歯科、矯正、親知らず、フッ素だけ、もしかしたら虫歯かも?妊産婦健診、お口の中の気になること、赤ちゃんから大人まで家族みんなで安心して通っていただきたい原田ファミリー歯科です(◍•ᴗ•◍)
歯科医院に通い始めたけど、予約の都合がなかなか合わず、ついつい痛みがなくなったから…と、中断した経験のある人いませんか?
歯科医院で治療途中に放置してしまった末路についての話②です。
今回は…
①根の治療の途中での放置
②仮歯のままで放置
③銀歯などの被せ物の型取り後の放置
④応急処置のまま放置
⑤抜歯をすすめられたまま放置
仮歯をすると一時的に見た目が元に戻り安心してしまいがちですが、あくまでも借りの物です。長期間の使用にはむきません。
手軽で見た目も良いため、最終的な被せ物をする前などによく作られることがありますが、簡易的に作られる歯ですので時間が経過すると次第にすり減ります。すり減ってしまった部分は歯の移動によって補正が起こり、咬み合わせ面の被せるために削ったスペースがだんだん失われてしまい、治療の再開をした時にはスペース不足のため追加で歯を削ることになったり、欠けて隙間が生じそこから新たに虫歯になってしまいます。
特に歯の神経をギリギリで保存した場合など、神経を残せなくなってしまうこともあります。せっかく保存できる神経を取らないといけなくなるのは歯の寿命を短くしてしまうことに繋がります。
但しインプラントなど、治療に長期間を要する場合に用いる仮歯は、摩耗しにくい材料で作っていますので安心です。
次の内容では③銀歯などの被せ物の型とり後放置した場合についてお話したいと思います。
治療途中で放置すると状態が改善していくことはなく、悪化の一途をたどってしまいます。痛みがなくなってしまうと、一安心してしまいますが「痛みからの解放」がゴールではなく、「ご自分の大切な歯を、いかに長く大切に使ってあげるか」ということを考えましょう!