こんにちは。
博多区、麦野、雑餉隈駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です。
舌にひりひりした痛みや灼熱感を感じたことはありませんか?
口内炎や舌を噛んでしまった記憶もなく、赤くなったり腫れたりしていないのにも関わらず舌が痛むのは「舌痛症」かもしれません。
口腔内乾燥症や更年期障害などによる合併症状で舌に所見がないのにも関わらず痛みが生じるものを総じて舌痛症といいます。
舌痛症の患者さんは、口腔乾燥を訴えることがあります。また、口腔乾燥に伴い味覚障害が自覚症状として出現することもあります。
口腔乾燥と舌痛症の関係性はわかっていませんが、一般的に口腔内が乾燥していると舌や頬などの粘膜が唾液で保護されず傷などが付きやすくなって炎症を起こしやすく、敏感になります。
過剰に気にして舌を強く磨いてしまう、常に舌を動かしてしまうなどすると舌を傷つけてしまったり、別の痛みが生じる原因を作ってしまうこともあります。
気にし過ぎると本来何でもないことを違和感に感じたり刺激に感じてしまうこともあります。
痛みを緩和するためにも、舌のことにあまり意識を向けないようにしましょうね。
ビタミンなどの栄養不足も原因とされているので、十分に栄養をとること、しっかり休息をとることを心がけましょう。
舌痛症はストレス以外に過労が原因である可能性も考えられています。
日々の生活習慣を整え、ストレスの少ない生活ができるように心がけてみてください。
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2023.06.07