ファミリー歯科ブログ

2023.08.04

睡眠と歯科の関係

こんにちは。
博多区麦野、雑餉隈駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です。


睡眠時間は確保できているのに、朝起きると頭がスッキリしないなどの悩みはありませんか?

寝た気がしない、という状態が続いているときは、就寝中にいびきをかいている可能性があります。
さらに、夜中に息苦しくて目が覚めることがあったら、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみる必要があります。

舌の筋肉が衰えると、睡眠中に舌を支えられなくなり、舌が喉の奥に落ち込む『舌根沈下』の状態になります。
このとき喉の奥にある空気の通り道を塞いでしまい、異常な呼吸音『いびき』が発せられるのです。
舌根沈下の状態では気道が狭くなるため、低呼吸や無呼吸を繰り返します。
すると体の酸素が不足し、交感神経が優位になります。
つまり、寝ていても覚醒しているのと同じ状態になるので、睡眠時間は十分でも、起床後に頭がボーっとすることに。
いびきは肥満の人に多いと思われがちですが、閉経後の女性は筋力の低下から舌根沈下を招きやすいみたいです。

睡眠時に無呼吸になると血液中の酸素濃度が低下し、慢性的な睡眠不足に陥ります。
さらには不整脈や高血圧などが生じ、心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患のリスクが高くなり、突然死へとつながることもあるため放置は厳禁です!

当院では気道をみれるCTを導入しています!
気になる方や、ご家族のいびきが気になる方ぜひCTを撮って確認してみてはいかがですか?

スタッフにいつでもお尋ね下さいね☆

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睡眠と歯科の関係