ファミリー歯科ブログ

2020.03.07

口腔がんってどんな病気?

こんにちは。
博多区にある原田ファミリー歯科です!


「口腔がん」とは、口の中にできるがんを一纏めにした呼び方です。 細かく分けていくと、以下の6種類になります。

・舌がん
・歯肉がん
・口底がん
・頬粘膜がん
・上顎洞がん
・口蓋がん

なお上から順に発生率が高くなっているそうです。


中でも発生率トップの舌がんは、口腔がんの全体の6割以上を占め、10代の若者でもかかることがある、誰にとっても身近な病気です。

重症化すると味覚や発音に支障をきたす可能性もあり、早期発見に努めることが非常に重要になります。
というのも、口腔がんは早期に発見できれば完治を目指せる病気なのです。

5年生存率(治療開始5年後に生存している患者数の割合)はなんと90%以上です。
他のがんと比較すると、発見もしやすいとされています。

そんな比較的治しやすいがんでありながら、日本国内において口腔がんが原因で死亡する人数は、毎年約3,000人にも上ります。
きちんと検査を受けるかどうかがカギとなると言えるでしょう。


口腔がんの初期症状とは?

口腔がんの初期症状としては、以下のようなものが挙げられます。

・舌や歯茎が赤っぽくor白っぽくなる
・しこりやただれができる
・ものを食べるとしみる
・ヒリヒリとした痛みを感じる


口腔がんのやっかいなところは、分かりやすい初期症状があまり無いところにあります。
ただれやしこりは、口内炎や歯肉炎などと勘違いされがちです。

日常的に口の中を観察する習慣がない人も少なくなく、そうなると舌や歯茎の変色にもなかなか気付けません。
まずはこまめに口の中をチェックする習慣をつけ、上記のような症状が見られた場合には、速やかに歯医者さんに相談しましょう。


健康への第一歩はお口の中を
清潔にすることだと思います。

原田ファミリー歯科では
3ヶ月に一度の定期検診を
おこなっております。

一生ご自身の歯でお食事が
できるようにケアしましょう(^_^)

 

口腔がんってどんな病気?