ファミリー歯科ブログ

2024.06.06更新

こんにちは。
博多区麦野、西鉄雑餉隈駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です!

口腔機能が正しく発達していない子どもにはいくつかわかりやすいサインがあります。
その中でも最も顕著なのが口呼吸です。
口やあごまわりの筋肉が成長していないため、唇を閉じるのが苦手だからです。

本来、人の体は鼻で呼吸するようにできています。
鼻からのどへつながる鼻腔は、内部が短い毛と粘膜で覆われ、鼻から吸い込んだ空気に含まれる小さなゴミや細菌、ウイルス、化学物質が体内に入らないように護る役割をしています。
肺にきれいな空気を送り込む、いわば空気清浄機のような役割をしています!

ところが、口呼吸をしているとその役割をしてくれるものがありません。
細菌やウイルスなど空気中の異物を直接取り込んでしまい、感染症にかかりやすくなったり、化学物質によるアレルギーを起こしやすくなったりします。

また、鼻呼吸をしているときは、冷たく乾燥した空気が温められ、加湿されて肺に送り込まれますが、口呼吸ではフィルターの役割をするものがないために、乾いた冷たい空気がそのまま肺に入ってしまいます。
すると、肺の収縮が悪くなり呼吸が浅くなってしまうのです。
呼吸が浅いと体内に取り込む酸素が少なくなるので細胞まで十分な量が運ばれません。

そのため筋肉や臓器の機能低下や免疫力の低下にもつながってしまうのです。

就寝時も特徴的です。
呼吸が浅いために夜、何度も目を覚ましたり、いびきをかいたりして熟睡できてない子が目立ちます。
呼吸が浅くなる原因は、舌が下あご側に落ちた、低位舌(ていいぜつ)と呼ばれる状態になっています。
低位舌の子は、舌を下の前歯に押し付けるのがくせになっているからです。

舌が上あごについた正しい位置にあれば、のどに向かう気道が確保されて呼吸がしやすくなります。
しかし低位舌になっていると舌が気道を押しつぶすような状態となり鼻呼吸がしづらくなり、口で呼吸しようとしてしまうのです。

今は原田ファミリー歯科では
口腔内のトレーニングを様々おこなっております。
気になるかたはぜひお尋ねください。

 

舌

 

 

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投稿者: 原田ファミリー歯科

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